今年の3月、京都は「新大宮商店街」に可愛らしくもユニークな店名の洋菓子屋さんをオープンさせると、密かにファンを増やし続けているのが「虎の目洋菓子店」さんです。仲睦まじい西村ご夫婦が、なんと毎日大津は瀬田からこの商店街に通われ、こつこつと洋菓子を焼かれておられるのですから、その真摯な姿勢が通りからも見てとれるのでしょう。

フィナンシェを始めカヌレやマドレーヌ、タルトまで焼かれておられ、新たな「新大宮商店街」のお顔になっておられます。店名の由来を聞けば、家族がみんな寅年生まれのことから命名されたようですがこの何とも昭和な響きがいいではありませんか。

フィナンシェはといえば、フランス産の小麦粉に北海道産の発酵バターを使用、ブールノワゼットで焼き上げた、ピュアなフィナンシェです。焼き上げた当日はパリッと香ばしく、少し時間をおくとしっとりするので、違いを楽しんで欲しいとは、店主でありパティシエの西村雅孝さんの弁。

毎日、前述の定番の焼き菓子を一意専心で焼かれているので、「新大宮商店街」を通られた際は是非ともお立ち寄りください。場所は北大路大宮を上ル、目印は「新大宮商店街」紫野通上がった「大徳寺さいき家」の並びです。　焼き菓子は季節によって少しづつ内容も変えていかれるそうなので、機会があれば足を運んで、チェックしてみてはいかが？

〒603-8205　京都市北区紫竹西高縄町１　☎ 075-600-9791 　㊡不定休　　　　　　　　　　　　　　　　　🚌京都駅から市バス101、205、206「大徳寺前」下車、新大宮商店街を北へ徒歩約5分