overture
「恋愛はいつも初恋」、フランスのことわざにそんな言葉があります。
私は新しいフィナンシェに出会う度に、そのお菓子に初恋のようなときめきを感じてしまうのです。
物心ついた頃から、家業のフィナンシェに囲まれ育った私は、気が付けばフィナンシェ大好きっ子になっていました。気高い香り、贅沢な美味しさ、高級感を一気に食せるお菓子として、それは至極のおやつでした。その幼な心に感じたは想いは今も決して変わっていません。生乳由来のコクのあるバター、香ばしさ際立つアーモンドパウダー、食感をも左右する砂糖、いや砂糖に限らぬ糖類のバリエと、フィナンシェの美味しさを追究すべき要因はもう無限です。
およそ3千種類のべ3万食のフィナンシェを食べ続けて早50年。
私と一緒にフィナンシェに恋焦がれ、フィナンシェ倶楽部のアンバサダーとなって人生を楽しんでみませんか?