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Financier!

ダックワーズなる焼き菓子に遭遇!

先日、わが「フィナンシェ倶楽部」の部長と京の街をそぞろ歩きながらフィンンシェ探しをしていると、となる焼き菓子店山で、フィンンシェはもちろんですがダックワーズを売りにしておられるお店に遭遇したのであります。ここのお店については次回、Youtube動画と一緒にしっかりご紹介させて頂きますが、このブログでは焼き菓子全般についても、時折情報をお載せするので、本日はちょこっとこの「ダックワース」についてご紹介。

ダックワーズを簡単に言うと、小判型の2枚の生地でバタークリーム(クレーム・オ・ブール)を挟んだフランス発祥の焼き菓子ですが、フランス南西部にある温泉保養地「ダクッス」という町に因んで、この名称で呼ばれるようになったのです。フランスではダコワーズとも呼ばれ、19世紀にあった「アンリ4世」というお菓子を改良して作られたとか。フランスでは、直径20cmくらいの大きな生地にして、バタークリームを重ねて塗って、ホールケーキの土台にもしています。

共通する材料も多く、主な材料は、卵白(メレンゲ)・砂糖(粉糖)・アーモンドプードル・バター(バタークリーム)・小麦粉または薄力粉といった具合。外側はサクッと食感がよく、それでいて中身はふわッとしたメレンゲ生地に、濃厚なバタークリームを挟んで仕上げるのですが、この外側と中身のアクセントの違いがいいのです。フィナンシェよりも手軽にでき、バタークリームのフレーバーをアレンジしたり、型が無くても作れたりするので、たまにはフィンンシェ作りの合間に、こんな焼き菓子も作ってみてはいかが?