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Financier!

熊谷喜八氏のフィナンシェは、やっぱり食べておかないと。

熊谷喜八氏といえば、映画「翼よ!あれがパリの灯だ」で映し出されるパリの街並みに憧れ、料理人を目指します。「銀座東急ホテル」でその道に入ると、続いてセネガル、モロッコ日本大使館の料理長に就任、そしてついに憧れの渡仏を果たします。パリの「マキシム」、「パヴィヨンロワイヤル」といった名門のレストランで研鑽を積むと、その後は当時ジョエル・ロブション氏が率いていた「ホテル・コンコルド・ラファイエット」でセクションシェフをも務めました。
帰国後は、高樹町「シルバースプーン」料理長、葉山「ラ・マーレ・ド・茶屋」の総料理長を務め、1987年「KIHACHI」をオープン、フランス料理をベースに、からだに安全で美味しいものにこだわった、ジャンルにとらわれない日本発の洋食として「KIHACHI」流無国籍料理を生み出したお方なのです。

そのムッシュ熊谷氏がパティスリー展開をするお店やオンラインショップで、ギフトとして買えるのが、今回のフィナンシェです。食材の選定や仕入れは直接それらに関わる人とやりとりするのが基本、できる限り国産素材にこだわり、バターは風味を大切にすることから、冷凍でなくチルドのものを使うのがこだわりとか。

そのフィナンシェは、江東区大島にあるセントラルキッチンで焼き上げられます。季節や気温に合わせた焼き上げ時間や温度にこだわるのはもちろん、熟練にパティシエさんたちがしっかり管理をされておられるのです。ほどよいブールノワゼット(焦がしバター)で、コクのあるリッチな味わにに仕上げた熊谷流フィナンシェは、”フィナンシェ倶楽部”の一員ならば、一度は味わっておかないといけないひと品です。

なんだか、青山の「KIHACHI」で熊谷喜八氏が登場する漫画「美味しんぼ 」26巻「究極VS至高 菓子対決!!」が無性に読みたくなってきました。

kihachi.jp/patisserie/